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美術館や展示会にいくのが好きで、その一部をここに。
ブログには、さらに詳しく書いてあったりするので、興味のある方はぜひどうぞ。

★ポワレとフォルチュニィ @庭園美術館

2人の歴史的な存在価値もさることながら
今、見ても、全く古さを感じさせないデザインの服ばかりで
それが驚き。とっても欲しい服が2着あった。
モードは循環するのだ。
当時の宣伝用の冊子も展示されていて。
写真ではなく、洗練されたイラストで
自分がデザインした服を広告していたんだけど
このページがなんともオシャレで
今、自分が関わっているプロジェクトにもいかせそう。

ポワレとフォルチュニィ

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★チャロー! インディア(森美術館)

インドという国は、政治的にも宗教的にも様々な問題を内包しながら近代化しているから
このインドの現代アート展もやはり、メッセージ性の強いものが多い。

こんなこと言うと不謹慎かもしれないけれど
日本の現代アートよりも、わかりやすくストレートだと感じたのは
きっと、切実に題材にすべきことがたくさんあるからなんだろ。

チャロー! インディア

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★純粋なる形象(天保山サントリーミュージアム)

よいデザインは英国の執事のようだ。
普段は目に入らないが、必要なときにはそこにいる。
この言葉が、ぐっとくる。
実際、地味めな展示ではあったけれど、期待の5倍くらい良かった。

「より少なく、しかしより良く」というのが彼のデザインのコンセプト。

今、見ても、 必要かつ十分、って感じで、とっても心地よい。
その時代の人にとってはびっくりだっただろう。
ああ、余計なものなんていらないんだ。

純粋なる形象

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★久保田一竹と川崎景太展(松屋銀座)

一竹辻が花を初めて見たのは多分小学生のとき。
そのときは、着物というキャンバスに描かれた絵画だと思った。
子どもごころながらに、ピカソよりも、シャガールよりも、心惹かれた「絵画」だと思った。
今回久しぶりに一竹辻が花を肉眼で見て、
子どものころに心惹かれた華やかな色使いの作品よりも
「海」や「光響」など、
ひとことで言えば渋い、
もっと言えば、どっしりとした深みのある作品が染みた。
この方は、作品のタイトルづけも本当にお上手で
日本語に、こんな言葉があるのだなあと
感じ入ることが多いです。
久保田一竹

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★安曇野ちひろ美術館

「いわさきちひろの絵が好きです」と言うのは
あまりにメジャーすぎて
「あいだみつをの書が好きです」とか
「宮崎駿の映画が好きです」とか言うみたいに
ちょっと気恥ずかしい感じがあるのですが
やっぱり、いい絵が多いなーと思った。

ちひろさんは強制的に結婚させられた1人めのダンナさんを自殺で亡くしている。
んで、再婚したのは30歳のとき。
再婚相手は7歳年下のダンナさんで、結婚後、衆議院議員になった人。
再婚当時、ダンナ様は弁護士になるための勉強中。
ほとんどちひろさんの絵の収入だけで生活していたから
生まれた子どもを長野の実家に預けて
自分は東京でひたすら描く生活をしていたんだとか。
そんなことを知りました。
岩崎ちひろ

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★MIHO MUSIUM

大阪から松本にいく間に、滋賀県にある、MIHO MUSIUMに寄ってみる。
ルーブル美術館にガラスのピラミッドを造ったI.M.ペイの建築。

エジプトや、アジア、ガンダーラにギリシャやローマ・・・
それぞれの地域ごとに分けられたスペースには
古代から綿々と続く死生観を表す
様々な造形物が展示されていた。
いわゆる「天国(極楽)」に対する
いろんな思想やデザインが、中国という場所で一同に介し、
融合されたりされなかったりする様子も面白い。

私は、どの宗教にも属していないけれど
貴重な資料が、このように散逸せずに集会することは
それが何の力によるものであれ、後世の人間にとってはありがたいことだなあと思う。
miho musium

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★奈義町現代美術館(NAGI MOCA)

ここは、半永久的に3人の作家の現代美術を置いてある、一風変わった美術館。
作品そのものが美術館というか、空間自体が作品というか
とにかく、規模の大きい作品があって
建築家の磯崎新まで含めて、4人の作家の空間づくりがそのままアートしている美術館です。
作品は、観るというより、体感する作品ばかり。

傾いた円柱の中には、奈義の龍安寺と題した石庭と、
ベンチとシーソーに鉄棒。
ここでは天は地で地は天になり
塗り分けられた赤と緑の空間は
「羊をめぐる冒険」の緑と赤のスイッチを思い出す。
生と死はつながっている
奈義町美術館

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★安冨洋貴展(奈義町現代美術館)

鉛筆だけで描いている絵画は、
光と影を極限まで表現したしんとした作品。
久しぶりに絵画を見て感動しました。
私が好きなのは、公衆電話シリーズ
安冨洋貴

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★蜷川実花展(東京オペラシティアートギャラリー)

連休中だったせいもあるだろうけれど、行列ができていたのにまず驚く。

(前に、ここであった展示会にきたときは、とても静かだったので)
ほとんどが、20代のカップルや、20代の女性たち。
「ViVi読者ですー。蜷川さんの写真で育ちましたー」っぽいような人もたくさんいて、
蜷川実花さんが、業界内有名人ではなく、完全メジャーな人なのだということをまざまざと思い知る。

メジャーであることをダサイようにいう人がいたり
マニアックであることを誇りにいうような人がいるけれど
私は、多くの人の心に訴えかける
メジャーなものも、けっこう好きだ。
なぜ好きかというと、そこにはなんだか
時代を担おうとする「責任」みたいなものを感じるから。
アートなだけじゃなく、ちゃんと、社会的にも認知されるということに対して敏感である
そういう精神が好きです。
「わかるヤツにはわかるんだよ」というのもまあいいと思うけれど
「売れたからこそ、自分の好きなことができるようになった」というのも
ひとつの真実だなあと思ったりするので。
蜷川実花

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★サントリーミュージアム

この美術館はサントリーの故・佐治敬三氏が、建築家の安藤忠雄氏に
「街中から見えにくくなった夕陽を、
心ゆくまで楽しめる場所にしてほしい」と依頼した建物。

昨日の夕陽は本当に見事で
日の入り直後に美術館に着いたのですが
その光はまだ海面に色を落としていて
オレンジ色が一度鮮やかな黄色に変わり
時間とともに徐々に赤みを帯びた水平線は
深みを増しながら紫へと変化し、
美術館も、その光のゆらめきをガラスに映し出しながら
対になって日暮れていった。
サントリー美術館

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★フランク・ゲーリーのベンチ(デザインタイドトーキョー)

ベンチ、見にいった。
んで、実際座れるんだよね、これ。

座ったほうが気持ちのいいベンチでした。
なんかね、あれよ。
ちょっと流線形に酔うような感じなんだよね。

ゆらゆら。

この人の作品は、踊ってたりうねってたりしてて
でも、なんかとっても楽しい。

楽しいのって、すごく大事なんじゃないかと思う。
フランクゲーリー

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吉岡徳仁ディレクション「セカンド・ネイチャー展」(21_21デザインサイト)

もう、完全に打ちのめされました。
すごい。
このヒトと同じ時代に生きていることが心から嬉しい。
師匠は倉俣史朗氏と三宅一生氏。
倉俣氏は、ミス・ブランチなどで有名なヒト。
普段、素敵だなーと感じるプロダクトデザインが
作者を調べると倉俣さんだったり、吉岡さんだったりということが多い。
美意識の伝承。
セカンドネイチャー展

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千住博展 ハルカナルアオイヒカリ(日本橋高島屋)

手すき和紙に蛍光塗料で描かれた滝が
真っ暗な展示室にブラックライトで浮かび上がり
幻想的な空間体験。
遠い昔から届いた手紙、みたい。
千住博

★広重美術館

こには、日本の美人画が集められている。
むかしの人たちは、美人画を見て、流行の髪型や服装をチェックして、
こぞってみんなそういう髪に結ってもらったりしていたそうで。

そう考えると、美人画って、いまでいうCanCamみたいなもんか。

そういった資料をメーカーのポーラがもっていたりして、
そういうことがわかったことも面白かった。
集めること、順序立てて見やすく整理すること、系統だてること。

すばらしい物を創ることの価値は高い。
しかし、その創られたものたちを散逸しないように 整理整頓することにも
たいへんな価値があると思う今日この頃。
広重

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★バウハウス・デッサウ展 (東京藝術大学大学美術館)

私はバウハウスに関してぜんぜん知識がなかったんだけど
展示のかずかずを見て
ぼんやりとデザインの系譜みたいなものを
頭の中で描けるようになったのが収穫。
たった14年間しか稼動していなかった
デザインの学校が
このように、いまもなお
世界のデザインに影響を与える存在であるというのがすごい。
今日を機に
デザインの系譜についてもう少し勉強してみようと思う。
バウハウス写真

★ダーウィン展 (国立科学博物館)

進化の歴史とか、そういう
おっきいものをみたりすると
なんだか安心する。

自分が毎日せこせこいろいろ考えてやっているようなことが
成功しようが失敗しようが
悠久なものは悠久であるとか。
そう考えると奥歯のあたりをかみしめている感じが
ちょっと楽になる気がする。

同じようなことは、高層ビルの夜景を見た時にも思う。
このビルの光のひとつひとつの中で何十人もの人が働いていて
だから、私ひとりさぼろうががんばろうが
まあ、普通にみんな生活できるんだよなーって。

そういう感覚は、孤独とかさびしいとかじゃなくって
逆に、すごく楽な気分になれる。
なんでだろう。

ダーウィン展はおもしろかったけれど
おなかがすきました。
ダーウィン展

★20世紀の旅とよそおい (ポーラ美術館)

特に興味深かったのは
19世紀の海外のヘアメイク用品のコレクション。
女性が外に出る(=人前に出る)ことによって生まれた
「メイク用品を携帯する」という慣習。
そのために生まれた
メイクボックスや、コンパクトケースなどが印象的でした。
当時メイクボックスは「ネセセール」と呼ばれていて、
これはフランス語で「必要なもの」という意味だとか。
エスプリのきいたネーミング。
メイク用品

★モネと画家たちの旅 (ポーラ美術館)

印象派の絵はあまり好きじゃないんだけど
一点だけすごく気に入ったのがあって
それはスーラという31歳で夭逝した画家の点描画。

モネとかルノアールとか、有名な印象派の画家たちのちょっと下の世代で
裕福な家に育ち、若い時から印象派をしっかり学び
それを越えようとしていたエリートだったようですが
31歳の若さで突然亡くなっている。
どうやら、働きすぎて過労で、風邪をこじらせ亡くなったらしい。
亡くなる2日前に、自分に妻と子供がいることを両親に告白したそうで
友達はみんな、葬式で初めてスーラに妻子があったことを知り驚いたのだとか。
31歳で、既に新しい技法を確立しかけ
同時代を生きた画家たちに多大なる影響を与え、
偉大な先人が作った印象派の理論を超える理論を打ち立てようとしていたスーラの絵は、
私の目には、その先輩たちの絵よりもはるかに強く迫力に満ちているように見えた。
モネ

★ashes and snow (ノマディック美術館)

auraのKENさんに薦められて行った。
auraにあった本はもう売り切れだったけど、
この装丁が美しいの、なんのって。
レンタルコンテナで作る空間、共存というキーワード、
なにもかもがやたら今っぽくて正しすぎて、
すがすがしい気分になりたいような、
なると悔しいような。
ちょっと後味の悪さ。

★「ル・コルビジェ」展 (森美術館)

アンビルト(実際には建たなかった建築)に対しても、
ここまでいろいろ研究されるのだというところが、
建築業界の不思議なところでおもろいところだと思う。
個人的にはソヴィエト・パレスのCGにやられた。
すごく面白くて3時間滞在。
いつか、美容の展示会をしたいと強く思う日。
コルビジェ

★「日本を祝う」展 (サントリー美術館)

最終日の最終時間に来場。
美しい織り地に目が楽しかった。
そういえば、布以外の展示の記憶がない。
日本を祝う

★チョコレート」展 (21_21 DESING SIGHT)

深澤直人ディレクションっぽい軽い感じ。
なにせ、イッセイ・ミヤケの底力を目の当たりにした、ですよ。
ZUCCAの「チョコレート→虫歯」という発想のとびかたが秀逸。
こうでなくちゃ。
チョコレート展

★藤城清治「光と影の世界」展 (そごう美術館)

いつかこの人の版画が欲しい。
ある分野で飛びぬけた第一人者になると、
日本の歴史における(あるいは世界の)重要なシーンには
必ずからむことになる、という発見。
藤城清治

★安藤忠雄 「2006 悪戦苦闘」 (21_21 DESING SIGHT)

安藤忠雄のトークを生で初めて聞いて、
美容業界におけるアフロートの宮村さんみたいな人だな、と思った。
創ることと語れること。
その強みについて深く考える。
でも、話おもろすぎて、漫才師みたいに見えたけど。
安藤忠雄

★笑い展 (森美術館)

匍匐前進コーナーがね、もうね。
やばかったね。
夢に出てくるかと思ったけど
だいじょぶだった。
笑い展

★「日本美術が笑う」展 (森美術館)

いや、これ、面白かったんだよね。
えろえろ神様の物語が一番わらえた。
森美術館は、展示に対する解説が本当にうまい。
日本が笑う

★夏への扉 マイクロポップの時代 (水戸芸術館)

はるばる行った。
カテゴライズすること
言葉を与えることの意味について考える。
どんな展示よりも、
そこに来ていた
惜しみなく巨乳をふりまくおねーちゃんがマイクロポップだった。
マイクロポップ

★「ブルーノ・タウト」展 アルプス建築から桂離宮へ (ワタリウム美術館)

手紙がねー。可愛かったのねー。
筆ペンで英語。
文字っていいなーと思った展示。
いや。そういうんじゃないんだろうけど。
ブルーノタウト

★「スーパーエッシャー」展 (Bunkamuraザ・ミュージアム)

新年早々並んだ。
エッシャーの絵画自体はもちろんのこと
彼の人生観と住んでいた場所と作品の関連性が興味深かった。
連鎖する思考。
エッシャー