ACQUA harajuku(アクア ハラジュク)ちはるさん
【はじめに】
このインタビューのちょっと前のこと
学会と呼ばれる、青山原宿の有志美容師さんが集まる場所で
ちはるちゃんが話をする機会があった。
学会と呼ばれる、青山原宿の有志美容師さんが集まる場所で
ちはるちゃんが話をする機会があった。
たくさんの若手美容師さんの視線が檀上に集まる中
「私は、本当はスターになりたかったんです。
小村さんみたいなスターになりたかったんです」
と、ちはるちゃんは言った。
目はちょっと潤んでいたと思う。
「私は、本当はスターになりたかったんです。
小村さんみたいなスターになりたかったんです」
と、ちはるちゃんは言った。
目はちょっと潤んでいたと思う。
ちはるちゃんとはもうかなり長いお付き合いになる。
初めて出会ったときは
湯尻ちはるさんというクレジットだった。
ACQUA最年少で店長に抜擢され、そして結婚。
この近辺で働く女性スタイリストの多くが憧れる存在。
いろんなお話をしてきたつもりだったけれど
「私はスターになりたかったんです」と
そう言ったとき、そのときのちはるちゃんは
私が知っているどんなちはるちゃんよりもかっこよいと思ったし
「ああ、私、ちはるちゃんが好きだな??」と思った。
初めて出会ったときは
湯尻ちはるさんというクレジットだった。
ACQUA最年少で店長に抜擢され、そして結婚。
この近辺で働く女性スタイリストの多くが憧れる存在。
いろんなお話をしてきたつもりだったけれど
「私はスターになりたかったんです」と
そう言ったとき、そのときのちはるちゃんは
私が知っているどんなちはるちゃんよりもかっこよいと思ったし
「ああ、私、ちはるちゃんが好きだな??」と思った。
インタビューを始め、
まず私がそのことを伝えると……
まず私がそのことを伝えると……
なんとちはるちゃんは
大きな目にみるみる涙をためて
インタビュー開始1分で
泣いてしまったのでした。
大きな目にみるみる涙をためて
インタビュー開始1分で
泣いてしまったのでした。
【その1・スターになりたかった】
増田
今日はどうぞ、よろしくお願いします。
ちはるちゃんには以前も全然別件で一度インタビューさせてもらったから
二度目ですよね。
わりと、気楽な気持ちでおしゃべりする感じで
いろいろお話してもらえると嬉しいです。
今日はどうぞ、よろしくお願いします。
ちはるちゃんには以前も全然別件で一度インタビューさせてもらったから
二度目ですよね。
わりと、気楽な気持ちでおしゃべりする感じで
いろいろお話してもらえると嬉しいです。
ちはる
そうですね。
よろしくお願いします。
そうですね。
よろしくお願いします。
増田
さっそくなんですが、
この間の学会(青山・原宿の有志美容師さんで構成している勉強会)で
ちはるちゃんさ、「私、小村さんみたいなスターになりたかったんです」って
言ったじゃない?
あれ、すっごく感動したのね、私。
さっそくなんですが、
この間の学会(青山・原宿の有志美容師さんで構成している勉強会)で
ちはるちゃんさ、「私、小村さんみたいなスターになりたかったんです」って
言ったじゃない?
あれ、すっごく感動したのね、私。
まず最初に
「私、このメンバーの中で一番撮影も少ないし、雑誌への露出も少ない。
だから、その私の立場から話をしたいと思います」
って前置きがあったじゃないですか。
私、司会をやらせてもらっていましたけれど、
もうね、そのちはるちゃんの発言のときから
もう、心臓ばくばく、ドキドキしてるんですよ。
「私、このメンバーの中で一番撮影も少ないし、雑誌への露出も少ない。
だから、その私の立場から話をしたいと思います」
って前置きがあったじゃないですか。
私、司会をやらせてもらっていましたけれど、
もうね、そのちはるちゃんの発言のときから
もう、心臓ばくばく、ドキドキしてるんですよ。
ちはる
……
……
増田
で、「本当は、私、小村さんみたいなスターになりたかったんです」っていう
ちはるちゃんの言葉があったじゃないですか。
で、「本当は、私、小村さんみたいなスターになりたかったんです」っていう
ちはるちゃんの言葉があったじゃないですか。
もう本当に、ガツンときたのね。
ああいうこと、自分でちゃんと受け止めて
口に出してみんなの前で話すことって、本当に苦しいことだと思うし
でも、それを超えて、あの場で自分の立ち位置というか、
自分は小村さんと同じになるのではなくて
これから、小村さんとは違った場所で
みんなに憧れられるような女性スタイリストになっていきたいってことを
ああやって伝えられるようになるには
どれだけ葛藤があって、それを超えてきたのかなと思ったら
すっごくぐっとくるものがあったのね。
口に出してみんなの前で話すことって、本当に苦しいことだと思うし
でも、それを超えて、あの場で自分の立ち位置というか、
自分は小村さんと同じになるのではなくて
これから、小村さんとは違った場所で
みんなに憧れられるような女性スタイリストになっていきたいってことを
ああやって伝えられるようになるには
どれだけ葛藤があって、それを超えてきたのかなと思ったら
すっごくぐっとくるものがあったのね。
でも、私は、そんなちはるちゃんがね
すごく素敵だと思ったし、
これだけ長いおつきあいだけど
一番、かっこいいなって思った。
自分の立ち位置を、ああやって見られる女性って
同じ女として、本当に素敵だと思う。
すごく素敵だと思ったし、
これだけ長いおつきあいだけど
一番、かっこいいなって思った。
自分の立ち位置を、ああやって見られる女性って
同じ女として、本当に素敵だと思う。
ちはる
あれはですね
自分で「スターになりたかった」って言った瞬間
涙が出そうになる部分もあったんですよ。
あれはですね
自分で「スターになりたかった」って言った瞬間
涙が出そうになる部分もあったんですよ。
いや、あれ?
また泣きそうになってきた……。
涙出てきちゃった。
また泣きそうになってきた……。
涙出てきちゃった。
増田
え?
マジ?
こんな朝から?
わっ。ホントに泣いちゃった……。
ちはるちゃん、まだ開始1分……。
え?
マジ?
こんな朝から?
わっ。ホントに泣いちゃった……。
ちはるちゃん、まだ開始1分……。
ちはる
ちょっと待って下さい。
(ごそごそ)
ちょっと待って下さい。
(ごそごそ)
ふぅ。
私、涙もろいからー。
すみません。
私、涙もろいからー。
すみません。
増田
いやいや、こちらこそ、なんというか……
最初からすみません……。
いやいや、こちらこそ、なんというか……
最初からすみません……。
ちはる
いえいえ。
いえいえ。
私って、結構昔から美容師になりたくて、
明確に目標があって、
だから、結婚っていうことが想定外だったんですよね。
明確に目標があって、
だから、結婚っていうことが想定外だったんですよね。
増田
うん。
うん。
ちはる
自分がアシスタント時代に「シザーズリーグ」があって
小村さん、角さんと、女性スタイリストにスポットライトがあたって
「次は自分だ!」って、ずっと思ってたんですよ。
自分がアシスタント時代に「シザーズリーグ」があって
小村さん、角さんと、女性スタイリストにスポットライトがあたって
「次は自分だ!」って、ずっと思ってたんですよ。
増田
実際に、そうなっていったよね。
実際に、そうなっていったよね。
ちはる
売上もすごく順調にあがっていたし
会社の評価として店長職というのもまかせてもらって、
撮影もさせてもらって、売上もあげて、
で、副店長の経験もなく管理職。
売上もすごく順調にあがっていたし
会社の評価として店長職というのもまかせてもらって、
撮影もさせてもらって、売上もあげて、
で、副店長の経験もなく管理職。
増田
ちはるちゃんって、
アクア最年少で店長になったんだよね。
ちはるちゃんって、
アクア最年少で店長になったんだよね。
ちはる
そうなんです。
だから、こういうこと言うと、
本当にワガママかもしれないんですが
もっとプレイヤーでいたかったような気がするんですよね。
自分をプロデュースしてくれる人がいたほうが
もっとのびたんじゃないかと、思うところもあったんです。
そうなんです。
だから、こういうこと言うと、
本当にワガママかもしれないんですが
もっとプレイヤーでいたかったような気がするんですよね。
自分をプロデュースしてくれる人がいたほうが
もっとのびたんじゃないかと、思うところもあったんです。
増田
プレイヤー、か。
なるほど。
プレイヤー、か。
なるほど。
ちはる
店長になってから、やっぱり
自分自身のことだけじゃなくて、
周りをのばさなきゃいけない。
それを毎日毎日考えていました。
店長になってから、やっぱり
自分自身のことだけじゃなくて、
周りをのばさなきゃいけない。
それを毎日毎日考えていました。
増田
サロンの店長って、
自分のプロデュースもしながら、
サロンのプロデュース、
若手のプロデュースもしなきゃいけないってわけだもんね。
サロンの店長って、
自分のプロデュースもしながら、
サロンのプロデュース、
若手のプロデュースもしなきゃいけないってわけだもんね。
ちはる
そうなんですよね。
もっと力がある人なら、
それをちゃんとこなせたのかもしれないんですけれど。
たとえばヤクルト古田さんじゃないけど
監督やりながらプレイヤーをやるっていうことが
自分ではうまく越えられなくて、
ストレスがかかっていたと思うんですよね。
自分の中で、もっとプレイヤーでいたかったと思ったり。
そうなんですよね。
もっと力がある人なら、
それをちゃんとこなせたのかもしれないんですけれど。
たとえばヤクルト古田さんじゃないけど
監督やりながらプレイヤーをやるっていうことが
自分ではうまく越えられなくて、
ストレスがかかっていたと思うんですよね。
自分の中で、もっとプレイヤーでいたかったと思ったり。
増田
ちはるちゃんの思うスターというのと
ちょっと違ったということだったのかな?
ちはるちゃんがイメージしていたスターって?
ちはるちゃんの思うスターというのと
ちょっと違ったということだったのかな?
ちはるちゃんがイメージしていたスターって?
ちはる
スターになってポルシェにのる、家を買う。
そういうの、ずっとしたいなと思っていたし。
CMに出たりとか。
そういうのを目標に東京に出てきたんですよね、私。
スターになってポルシェにのる、家を買う。
そういうの、ずっとしたいなと思っていたし。
CMに出たりとか。
そういうのを目標に東京に出てきたんですよね、私。
私のイメージしていた
「スターになる」っていうのは、
管理職的なところじゃなくて
いちプレイヤーとして、スターになるってことに
近かったのかな、って思うんです。
「スターになる」っていうのは、
管理職的なところじゃなくて
いちプレイヤーとして、スターになるってことに
近かったのかな、って思うんです。
増田
鹿児島からだもんね。
鹿児島からだもんね。
ちはる
そうです。
ゆみさんには、前にお話したことがあるんですけれど
私、いつか必ず実家に帰ってお店をやるという約束で
母親に東京に出してもらったんですよね。
でも、そのあともずっと東京で働いているじゃないですか。
それってやっぱり
ここでしかできないこと、
ここでしかかなわない夢っていうのがあると思ったんで残ったんです。
そうです。
ゆみさんには、前にお話したことがあるんですけれど
私、いつか必ず実家に帰ってお店をやるという約束で
母親に東京に出してもらったんですよね。
でも、そのあともずっと東京で働いているじゃないですか。
それってやっぱり
ここでしかできないこと、
ここでしかかなわない夢っていうのがあると思ったんで残ったんです。
増田
うん。
うん。
ちはる
でも、まあ、結局ポルシェも買えず、なんですけれど
でも、結構今の自分は楽しそうな雰囲気で
働いていていいなと思っているんです。
あんまり追い詰められていなくていいなと。
でも、まあ、結局ポルシェも買えず、なんですけれど
でも、結構今の自分は楽しそうな雰囲気で
働いていていいなと思っているんです。
あんまり追い詰められていなくていいなと。
増田
客観的に自分を見て
今の自分も好きってことなんだよね、きっと。
客観的に自分を見て
今の自分も好きってことなんだよね、きっと。
ちはる
うん、そうですね。
ゆみさんもそういう人だと思うんですけど
仕事もするけど、家庭の中にいるのも結構好きだったり、
似合ってたりする人っているじゃないですか。
でも、両立していくのってそのバランスが大事かなって思って。
今は、その両立っていうのかな、
そういう部分で、
サロンの他の女性スタッフの目標でいられるといいなって思うんです。
うん、そうですね。
ゆみさんもそういう人だと思うんですけど
仕事もするけど、家庭の中にいるのも結構好きだったり、
似合ってたりする人っているじゃないですか。
でも、両立していくのってそのバランスが大事かなって思って。
今は、その両立っていうのかな、
そういう部分で、
サロンの他の女性スタッフの目標でいられるといいなって思うんです。
増田
それは「スターになりたい」っていう部分とは
また違ったアプローチだよね。
でも、私、思うんだけどね、
それもとっても素敵というか、
私が言うのもナンなんだけどね、
小村さんを目標にしている人がいるのと同じくらい
ちはるちゃんを目標にしている人がいるんだろうなって思う。
それは「スターになりたい」っていう部分とは
また違ったアプローチだよね。
でも、私、思うんだけどね、
それもとっても素敵というか、
私が言うのもナンなんだけどね、
小村さんを目標にしている人がいるのと同じくらい
ちはるちゃんを目標にしている人がいるんだろうなって思う。
そういう生き方を、ちはるちゃんが
アクアという場所で
いってみれば、日本の美容業界の最前線でしているってことは
すごく励みになっている人って多いと思うんだよね。
アクアという場所で
いってみれば、日本の美容業界の最前線でしているってことは
すごく励みになっている人って多いと思うんだよね。
ちはる
そう言ってもらえると嬉しいです。
そう言ってもらえると嬉しいです。
【その2・女性スタイリストとして】
増田
ちはるちゃん、結婚はやかったんだよね。
ちはるちゃん、結婚はやかったんだよね。
ちはる
うん、そうですね。
うん、そうですね。
増田
結婚する前って、どんな気持ちでした?
結婚する前って、どんな気持ちでした?
ちはる
結婚に対して不安はなかったんですよね。
美容師をやめるわけじゃないし。
たぶん、「美容師を辞めろ」といわれていたら
きっと結婚していなかったと思う。
結婚に対して不安はなかったんですよね。
美容師をやめるわけじゃないし。
たぶん、「美容師を辞めろ」といわれていたら
きっと結婚していなかったと思う。
増田
前に、ちはるちゃんのダンナさんが
「こんな遅い時間までニコニコ楽しそうに働いている
ちはるちゃんがすごく素敵だと思った」って
言っていたってことを聞きました。
前に、ちはるちゃんのダンナさんが
「こんな遅い時間までニコニコ楽しそうに働いている
ちはるちゃんがすごく素敵だと思った」って
言っていたってことを聞きました。
ちはる
そうですね。
ダンナさんの理解があっての
この仕事だと思うんですよね。
そうですね。
ダンナさんの理解があっての
この仕事だと思うんですよね。
私は、仕事もしている自分も好きだし
結婚することで、失うものは何もないな、と思ったんです。
結婚に対してマイナスのイメージは全然なかった。
結婚することで、失うものは何もないな、と思ったんです。
結婚に対してマイナスのイメージは全然なかった。
増田
実際に結婚していかがでしたか?
実際に結婚していかがでしたか?
ちはる
守るべきものや、気を使う相手は増えたと思います。
守るべきものや、気を使う相手は増えたと思います。
増田
そうだよね。
自分だけの時間じゃなくなるわけだし。
そうだよね。
自分だけの時間じゃなくなるわけだし。
ちはる
でも、美容師の仕事も
自分で好きなことをやっているので
家に帰って「疲れた、疲れた」と言っていても仕方ないと思うんです。
でも、美容師の仕事も
自分で好きなことをやっているので
家に帰って「疲れた、疲れた」と言っていても仕方ないと思うんです。
増田
ちはるちゃんと一緒に呑みにいったりしても
いつも思っていたんだけど
すごく家庭を大事にしているなって。
ちはるちゃんと一緒に呑みにいったりしても
いつも思っていたんだけど
すごく家庭を大事にしているなって。
ちはる
いつも、ダンナさんには
「仕事させてくれてありがとうございます」って
思ってるんですよね。
いつも、ダンナさんには
「仕事させてくれてありがとうございます」って
思ってるんですよね。
増田
そういうのって、素敵なことですよね。
ちはるちゃん、
結婚したあとに、店長職もおりたじゃないですか?
自分が思い描いていた道とは
きっと変わったと思うんですけれど。
そういうのって、素敵なことですよね。
ちはるちゃん、
結婚したあとに、店長職もおりたじゃないですか?
自分が思い描いていた道とは
きっと変わったと思うんですけれど。
ちはる
そうですね。
そうですね。
増田
こんなことを聞いていいのかわからないんだけれど
アクアというサロンにこだわって
美容師を続けている理由って聞いてもいい?
結婚したり、子どもが生まれたりしたら、
表参道のサロンを退いてゆったりと仕事をする
女性のスタイリストさんも多いですよね。
一線で働くのって、
体力的にも精神的にもハードだと思うんですけど。
こんなことを聞いていいのかわからないんだけれど
アクアというサロンにこだわって
美容師を続けている理由って聞いてもいい?
結婚したり、子どもが生まれたりしたら、
表参道のサロンを退いてゆったりと仕事をする
女性のスタイリストさんも多いですよね。
一線で働くのって、
体力的にも精神的にもハードだと思うんですけど。
ちはる
そうですね。
一番は、会社に感謝してるということですね。
店長までやらせてもらって、
それから先も、自分がこうやって働かせてもらっているということ。
あとは、下の子への恩返しかなと思います。
そうですね。
一番は、会社に感謝してるということですね。
店長までやらせてもらって、
それから先も、自分がこうやって働かせてもらっているということ。
あとは、下の子への恩返しかなと思います。
増田
下の子への恩返しって?
下の子への恩返しって?
ちはる
んーっと、そうですね。
例えば自分でサロンをやるとか、
子どもができたときも保育園に預けて
家の近くのサロンでやっていくとか
いろいろできなくはないと思うんです。
んーっと、そうですね。
例えば自分でサロンをやるとか、
子どもができたときも保育園に預けて
家の近くのサロンでやっていくとか
いろいろできなくはないと思うんです。
だけど、アクアのような大きなお店だからこそ
ほかのサロンにはない可能性があったり、
業界全体への影響力があったりすると思うんです。
今は、そういうサロンに雇われている側の人間として
どこまでいけるのかというのを
とことんまでやってみたいというのがあるんですよね。
それは、この先アクアで働く下の子たちのために
道を開くってことでもあると思うんです。
ほかのサロンにはない可能性があったり、
業界全体への影響力があったりすると思うんです。
今は、そういうサロンに雇われている側の人間として
どこまでいけるのかというのを
とことんまでやってみたいというのがあるんですよね。
それは、この先アクアで働く下の子たちのために
道を開くってことでもあると思うんです。
増田
女性スタイリストさんが結婚したり
子どもができたときのことって
やはりこれから業界全体が考えなきゃいけないことですよね。
女性スタイリストさんが結婚したり
子どもができたときのことって
やはりこれから業界全体が考えなきゃいけないことですよね。
ちはる
そうですよね。
子どもができたとしても、
ちゃんと働ける環境を作っていくこと
例えば、週3とか週4でもいいから
働けるような環境を考えていかなきゃいけない。
そうですよね。
子どもができたとしても、
ちゃんと働ける環境を作っていくこと
例えば、週3とか週4でもいいから
働けるような環境を考えていかなきゃいけない。
増田
そういう話、アクアの人たちともたくさんされているみたいですね。
そういう話、アクアの人たちともたくさんされているみたいですね。
ちはる
そうなんです。
で、会社も変わろうとしているなと感じるんですよね。
美容師さんが働きやすい環境づくりをしていかなきゃいけない、とか。
で、そういう今のサロンに対する不安や不満
それがリアルにクリアにできるポジションまで
自分自身があがりたいって思うんです。
そうなんです。
で、会社も変わろうとしているなと感じるんですよね。
美容師さんが働きやすい環境づくりをしていかなきゃいけない、とか。
で、そういう今のサロンに対する不安や不満
それがリアルにクリアにできるポジションまで
自分自身があがりたいって思うんです。
増田
ちはるちゃんと話をしているとすごく思うんだけど
「女性スタイリストの立場からの発言」というのを
すごく意識して話されますよね?
ちはるちゃんと話をしているとすごく思うんだけど
「女性スタイリストの立場からの発言」というのを
すごく意識して話されますよね?
ちはる
そうですね。結婚する前も、女性ならではの感性というのは大事にしていたのですが
結婚してからまた新しい気づきもありました。
いろんなことがこの業界には整備されていないとか。
そうですね。結婚する前も、女性ならではの感性というのは大事にしていたのですが
結婚してからまた新しい気づきもありました。
いろんなことがこの業界には整備されていないとか。
ただ、サロンもお客様と一緒に成長していくものじゃないですか。
昔ではなかなかなかったことなんですけれども
妊婦のお客様だったり、
お子さんを持っていながらバリバリお仕事されているような
そういう素敵なお客様が増えてきて
そういうお客様からサロンが気づかされることも多くなってきていますよね。
昔ではなかなかなかったことなんですけれども
妊婦のお客様だったり、
お子さんを持っていながらバリバリお仕事されているような
そういう素敵なお客様が増えてきて
そういうお客様からサロンが気づかされることも多くなってきていますよね。
増田
そうですね。
たとえば、仕事だけじゃなくて
家庭も大事にしている男性が素敵だと思われるような時代になってきているとか
子育てに参加するようなパパが素敵と思われたりとか。
時代的にも、結婚したり、子どもを産んでからの女性も
美しいし、輝いている、というような
そんな時代になってきていますよね。
そうですね。
たとえば、仕事だけじゃなくて
家庭も大事にしている男性が素敵だと思われるような時代になってきているとか
子育てに参加するようなパパが素敵と思われたりとか。
時代的にも、結婚したり、子どもを産んでからの女性も
美しいし、輝いている、というような
そんな時代になってきていますよね。
ちはる
そうなんです。
なので、そういう女性の感性というか
結婚している私だから気付くこととか
そういう発言をしていくことは
すごく大事だな、と。
以前は絶対になかったことなんですけれど
たとえば、自分よりも年上の人がサロンに残っていると
帰りにくかったりするじゃないですか。
自分の仕事は終わっているのに。
でも、そういうときにあえて、
「お先に失礼します!」って大きな声であいさつして
先に帰る。
そういう姿を後輩に見せることで
「ああ、アクアで働いていても家庭を持つことはできるし
素敵に働いて、プライベートも充実させていくことはできるんだ!」って
希望が持てると思うんです。
そうなんです。
なので、そういう女性の感性というか
結婚している私だから気付くこととか
そういう発言をしていくことは
すごく大事だな、と。
以前は絶対になかったことなんですけれど
たとえば、自分よりも年上の人がサロンに残っていると
帰りにくかったりするじゃないですか。
自分の仕事は終わっているのに。
でも、そういうときにあえて、
「お先に失礼します!」って大きな声であいさつして
先に帰る。
そういう姿を後輩に見せることで
「ああ、アクアで働いていても家庭を持つことはできるし
素敵に働いて、プライベートも充実させていくことはできるんだ!」って
希望が持てると思うんです。
増田
それって、最初の話に戻るけれども
雑誌で新しいデザインをどんどん発信していくことと同じくらい大事なことで
この業界全体から求められていることだと思う。
それって、最初の話に戻るけれども
雑誌で新しいデザインをどんどん発信していくことと同じくらい大事なことで
この業界全体から求められていることだと思う。
ちはる
そうですね。
そうですね。
あとは、アクアって、やっぱり
自分が育ててきた子がたくさんいる
もちろん、人が好きだから
そういうみんなと離れたくないというのはありますが
それだけじゃなくて、
信頼する仲間もたくさんいるということは
私のお客様にとっても、
本当に安心できるいい環境だと思うんです。
お客様がどういう状態でも、
このスタッフと一緒なら髪がキレイにできる。
自分が育ててきた子がたくさんいる
もちろん、人が好きだから
そういうみんなと離れたくないというのはありますが
それだけじゃなくて、
信頼する仲間もたくさんいるということは
私のお客様にとっても、
本当に安心できるいい環境だと思うんです。
お客様がどういう状態でも、
このスタッフと一緒なら髪がキレイにできる。
増田
なるほど
なるほど
ちはる
前にゆみさんにもお話したと思うんですけれど
私、ものすっごく手荒れがひどいんですよね。
シャンプーできないシャンプーマンだったんです。
だけど、アクアのような大きいサロンだったからこそ
同期のみんなが私の分もシャンプーしてくれて、
負担を軽くしてくれて、
そういうサポートを全面にうけてきたので。
前にゆみさんにもお話したと思うんですけれど
私、ものすっごく手荒れがひどいんですよね。
シャンプーできないシャンプーマンだったんです。
だけど、アクアのような大きいサロンだったからこそ
同期のみんなが私の分もシャンプーしてくれて、
負担を軽くしてくれて、
そういうサポートを全面にうけてきたので。
増田
大きなサロンだからこそ
カバーできたり、助け合ったりできることもあるということですよね。
大きなサロンだからこそ
カバーできたり、助け合ったりできることもあるということですよね。
ちはる
可能性は大きい、なんでもできるな、と。
持ちつ持たれつ、いいところを引き出し合ってというところは、
一人でサロンをやっていてはできないなと思う。
可能性は大きい、なんでもできるな、と。
持ちつ持たれつ、いいところを引き出し合ってというところは、
一人でサロンをやっていてはできないなと思う。
増田
先ほど言っていた
業界への影響力というのも
大きいですよね。
先ほど言っていた
業界への影響力というのも
大きいですよね。
ちはる
そうですよね。
うちのお店がどこまで変われるのか、ということで
業界に働きかけれることってたくさんあると思うし
そのアクアというサロンに働きかけることができる人間として
自分は、まだまだアクアでやれることがたくさんあると思うんです。
そうですよね。
うちのお店がどこまで変われるのか、ということで
業界に働きかけれることってたくさんあると思うし
そのアクアというサロンに働きかけることができる人間として
自分は、まだまだアクアでやれることがたくさんあると思うんです。
【その3・これから】
増田
今、学会(青山・原宿の有志美容師さんによる勉強会)を通して
アクア以外のサロンさんと接する機会も多いじゃないですか。
私、あの窓口というか、
アクア側でコアメンバーになっているのが
ちはるちゃんだというのが
すごくしっくりくるんですよね。
あそこはやっぱり、ちはるちゃんなんだろうなーって。
それくらい、
「アクア=ちはるちゃん」と思っている人が多いってことだと思うんです。
今、学会(青山・原宿の有志美容師さんによる勉強会)を通して
アクア以外のサロンさんと接する機会も多いじゃないですか。
私、あの窓口というか、
アクア側でコアメンバーになっているのが
ちはるちゃんだというのが
すごくしっくりくるんですよね。
あそこはやっぱり、ちはるちゃんなんだろうなーって。
それくらい、
「アクア=ちはるちゃん」と思っている人が多いってことだと思うんです。
ちはる
うーん。なんか、嬉しいです。
ありがとうございます。
うーん。なんか、嬉しいです。
ありがとうございます。
増田
学会のアンケート見てると感じるんですよ。
学会のアンケート見てると感じるんですよ。
雑誌にバンバン露出するとか
さっきちはるちゃんがいったように
ポルシェに乗るとか、CMに出るとか
そうこととは別に、
ちはるちゃんみたいな美容師さんになりたいって
そう思っている女性スタイリストさんって多いんですよね。
さっきちはるちゃんがいったように
ポルシェに乗るとか、CMに出るとか
そうこととは別に、
ちはるちゃんみたいな美容師さんになりたいって
そう思っている女性スタイリストさんって多いんですよね。
ちはる
それは、すごく嬉しいことですね。
それは、すごく嬉しいことですね。
増田
で、青山・原宿の女性スタイリストさんの
象徴っていうか、
いやだからといってちはるちゃんに
プレッシャーをかけるわけでは全然ないんだけど
そういうのって、なんか、イコールちはるちゃんって
イメージが若手の女性スタイリストさんたちにあるみたいなのね。
目標にしている人というか。
で、青山・原宿の女性スタイリストさんの
象徴っていうか、
いやだからといってちはるちゃんに
プレッシャーをかけるわけでは全然ないんだけど
そういうのって、なんか、イコールちはるちゃんって
イメージが若手の女性スタイリストさんたちにあるみたいなのね。
目標にしている人というか。
ちはる
うん、とても嬉しいし、
今、自分が目指しているところというか
下の子たちのためにも切り開いていきたい道というか
そういう感じですね。
いろんな女性スタイリストにとって
目標にできるような立場になっていければいいなって
やっぱり思います。
うん、とても嬉しいし、
今、自分が目指しているところというか
下の子たちのためにも切り開いていきたい道というか
そういう感じですね。
いろんな女性スタイリストにとって
目標にできるような立場になっていければいいなって
やっぱり思います。
女性の幸せというか、
女性スタイリストの人生と仕事のありかたというか
そういう部分って、これからもっと
この業界が考えていかなきゃいけない部分ですよね。
女性スタイリストの人生と仕事のありかたというか
そういう部分って、これからもっと
この業界が考えていかなきゃいけない部分ですよね。
増田
ちはるちゃん自身も、学会を通して
同世代の他のサロンの人と会うようになって
以前よりも、ずっと
美容業界全体を俯瞰して見るようになったんじゃないかなって
思うことがあるのね。
ちはるちゃん自身も、学会を通して
同世代の他のサロンの人と会うようになって
以前よりも、ずっと
美容業界全体を俯瞰して見るようになったんじゃないかなって
思うことがあるのね。
ちはる
そうですね。
それまでは自分のお店だけを見ていて
自分自身もすごく頑張っていると思っていたんですよ。
でも、ほかの美容師さんたちが
もっとリアルに頑張っている様子を目の当たりにして
私、こんなことでブツブツ言ってても
しかたないなって思うようになったんです。
U-REALMのyu-kiさんの言葉じゃないけど。
「いろんなことに不満いいすぎ。
ごちゃごちゃ考える前に
とりあえず走れ!」ってね。
そうですね。
それまでは自分のお店だけを見ていて
自分自身もすごく頑張っていると思っていたんですよ。
でも、ほかの美容師さんたちが
もっとリアルに頑張っている様子を目の当たりにして
私、こんなことでブツブツ言ってても
しかたないなって思うようになったんです。
U-REALMのyu-kiさんの言葉じゃないけど。
「いろんなことに不満いいすぎ。
ごちゃごちゃ考える前に
とりあえず走れ!」ってね。
増田
言ってましたよね。yu-kiさん。
言ってましたよね。yu-kiさん。
ちはる
そうそう。
そうそう。
で、学会にいくと
毎月毎月リセットされるんですよ。
考え方はいろいろだけど
みんな根本のところが一緒だなーって
共感することが多いです。
毎月毎月リセットされるんですよ。
考え方はいろいろだけど
みんな根本のところが一緒だなーって
共感することが多いです。
増田
どういうところが一番共感するの?
どういうところが一番共感するの?
ちはる
お客さんが喜んでなによりって思うことだったり
あとは、下の子を育てることに対しての考え方。
お客さんが喜んでなによりって思うことだったり
あとは、下の子を育てることに対しての考え方。
あのメンバーは、
いい意味で癒されるし、
いい意味で刺激を受ける。
いい意味で癒されるし、
いい意味で刺激を受ける。
増田
そういうみんなに、ちはるちゃんの発言も刺激を与えていると思うよ。
そういうみんなに、ちはるちゃんの発言も刺激を与えていると思うよ。
ちはる
そうだといいな、って思います。
そうだといいな、って思います。
あの、「スターになりたい」って言った時あったじゃないですか。
学会が終わった後、Bivo PHASEのJUNさんが
「ちはるちゃん、カッコよかったよ」って
言ってくれたんですよね。
学会が終わった後、Bivo PHASEのJUNさんが
「ちはるちゃん、カッコよかったよ」って
言ってくれたんですよね。
増田
おおお。JUNさん……。
これからも、ちはるちゃんの目線で
いろんなことをみんなに伝えていってくれると
きっとそこに新しい道ができるんじゃないかなと思う。
おおお。JUNさん……。
これからも、ちはるちゃんの目線で
いろんなことをみんなに伝えていってくれると
きっとそこに新しい道ができるんじゃないかなと思う。
ちはる
うん。そうですね。
まずはアクアから。
ちょっとずつ話をしてきて
どんどん上の人たちも考えを新しくしていってくれているし
ここからスタートしていきたいと思っています。
うん。そうですね。
まずはアクアから。
ちょっとずつ話をしてきて
どんどん上の人たちも考えを新しくしていってくれているし
ここからスタートしていきたいと思っています。
増田
今日は結構、プライベートな話をたくさんしたので
ここには書けないこともいっぱいです(笑)。
ほかの人よりちょっと分量少ないと思うんだけど
時間がきてしまいました……。
また続きは次回に聞かせてください。
今日は結構、プライベートな話をたくさんしたので
ここには書けないこともいっぱいです(笑)。
ほかの人よりちょっと分量少ないと思うんだけど
時間がきてしまいました……。
また続きは次回に聞かせてください。
ちはる
そうですね。
そうですね。
増田
このインタビュー、定期的にさせていただきたいんですが
ちはるちゃんが一番、
いろんな意味でドラマティックに変わっていくかもしれないですね。
このインタビュー、定期的にさせていただきたいんですが
ちはるちゃんが一番、
いろんな意味でドラマティックに変わっていくかもしれないですね。
ちはる
そうですね。
女性としても、いい時期だから(笑)。
でも、いろいろ変わっていくとしても
そのつど報告させていただきます!
そうですね。
女性としても、いい時期だから(笑)。
でも、いろいろ変わっていくとしても
そのつど報告させていただきます!
増田
今日はありがとうございました。
今日はありがとうございました。
ちはる
こちらこそ。
こちらこそ。
2007.10.23取材分 完


